英語の勉強法について
本屋の棚は英語教材で溢れかえっている。ネットにも様々な勉強法が紹介されている。にもかかわらず、あなたの英語はなかなか上達しない。あなただけでなく多くの人がそうだ。いったいなぜなのか?その理由は非常にシンプルです。
「勉強法なんてものは存在しない」
多くの人が勘違いをしています。世の中で勉強法と言われているものは、所詮は誰かが自分の経験を振り返りながら後づけで理由を書いただけの、いわば夏休みの日記みたいなものにすぎません。本当に大事なことは日記の中にはありません。その時その時の体験そのもの、つまり彼のこれまでの試行錯誤の経験そのものにこそ本当の価値があるのです。いわば「試行錯誤そのもの」が彼の勉強法なのです。勉強法と題して書かれたその日記にある方法論自体は、それらの上澄みのようなものなのです。
いま英語に興味をもち、これからどのような勉強法で取り組んでいくのが良いだろうかと考え始めたあなた。その好奇心、前向きな気持ちは非常に尊いものです。ただし、決して安易な答えを求めないでください。どんな勉強法を選択しても構いません、ただし、これだけは覚えておいてください。
「あなた自身が主体的に好奇心をもって取り組んだ試行錯誤の経験」
これがあって初めて、それはあなたの勉強法となります。