日本人にとって英語はマニュアル免許みたいなもの
生活するうえで全く必要ないけど、なんか持ってると自慢できるみたいな。(若い人にはマニュアル免許自体わからんかもだが)
オートマしか乗らないからマニュアル運転する機会がない。なのでいつまでたってもマニュアル運転できるようにならない。
そんなにマニュアル運転したいならマニュアル車買えばいいのに、そうじゃない。ダイエット本とかも同じ構造なんじゃないかなあ。痩せなくても困らないんだけど、痩せたいみたいな。本当に痩せないとやばい人なら、とにかく痩せようと行動するのみだと思うけど、楽して痩せようって発想はやはり、痩せることそのものよりもどうやって楽に痩せるかに目的がいってる気がする。その前に痩せなきゃダメかどうかの方が先だと思うけど。
マニュアル免許がほしい人はどうしたらよいか? 一つは本来の目的を取り戻すこと、つまりスポーツカーが運転したいからマニュアルだとか、家に古いマニュアル車しかないから覚えなきゃとか、そういった自然な動機を取り戻すことだ。
もう一つのみちは、ずばりオタクになることだ。これは目的と手段がひっくり帰っているのだが、それも受け入れたうえでの趣味の道だ。
(良い例えが思いつかないのだが、BBQしないのに火をつけるのだけ上手くなろうとするやつとか、料理しないのにやたら調理家電に詳しいやつとか?)
僕は英語勉強法を調べることが好きなので(その情報を取るために英語を使っている)、英語喋れないのに英語勉強法にやたら詳しいやつ、という道に進みつつあるのかなあ。