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英語っぽさの正体とは?【日本の歌を英語で歌う5日目】

 

とりあえず100回聴いたら効果あった!

 

本日シェアしたいのは、楽しく音楽を聴いてるだけでも色々と学びがあるよ!ということ。繰り返すことは強力です。そして何かにはっと気づく瞬間は楽しいですね笑

 

日曜日にこの動画を見つけてから今日まで5日間、行き帰りの電車の中でずーっと聴いておりました。途中からは本家ミスチルの方も気になり、オリジナルと英語verとを交互に聞いて違いを楽しんだり、勉強だとか全く意識せずにただ聴いてただけなんですが、いろんな気づきがありメモを取っておりました。

 

で、実はその内容は、後で調べてみたら、まあよく言われてるようなことも入ってたんですが、ここで皆さんに強調したいのは、「自分で何度も繰り返し経験して気づいたこと」なんです。誰かが言ってることを字面だけ頭にインプットしたわけじゃない、これが重要なんです!ここに学びの価値があります。

 

まずは動画をみてください!その後下の歌詞を読んでくださいね!

 


【英語で歌う】 HANABI / Mr.Children(ドラマ『コード・ブルー』主題歌)【フル歌詞】 Cover by Castro

 

 

どれくらいの値打ちがあるだろう?

僕が今生きているこの世界に

すべてが無意味だって思える

ちょっと疲れてんのかなぁ

 

How much of a value can there ever be?

The world that I live in today right here

I feel there is no meaning to be found at all

Perhaps I‘m a bit burnt out

 

手に入れたものと引き換えにして

切り捨てたいくつもの輝き

いちいち憂いていれるほど

平和な世の中じゃないし

 

I’ve gained things in life but on the other hand

I also gave up many beautiful things

The world isn’t peaceful enough of a place

to be sentimental each time oh no

 

一体どんな理想を描いたらいい?

どんな希望を抱き進んだらいい?

答えようもないその問いかけは

日常に葬られてく

 

Tell me waht kind of ideal should I depict ?

What kind of hope should I hold to keep going forth?

And those questions without no answers to

that are buried in days that pass

 

決して捕まえることの出来ない

花火のような光だとしたって

もう一回 もう一回 (×2)

僕はこの手を伸ばしたい

 

Although this light is something I cannot grasp

just like the fireworks in the sky baby

One more time just one more (×2) 

I wanna reach my hands yeah out so far

 

誰も皆 悲しみを抱いてる

だけど素敵な明日を願っている

臆病風に吹かれて 波風がたった世界を

どれだけ愛することができるだろう?

 

Every single one has sadness that they embrace

But we all long for a beautiful tomorrow

Blown by the cowardice wind, the world that’s filled with trouble

How much of all these things can I turly love

 

 

気づき1:「僕」の存在感

まずは歌詞全体をみて欲しいのですが、日本語の場合、ほとんど「僕」 が登場しません。主語としては1回だけ「僕はこの手を伸ばしたい」と使われてますが、これはサビの中で言葉を強調する意味合いで使ってるかと思いますので、実質は単純な主語としては1回も出てきません。「僕」が歌ってるのだから主語は僕に決まってる、という暗黙の了解が日本語にはあるからでしょう。(あえて「僕は」と言うと、意味合いが変わる)

 

一方、英語verの歌詞を見てみると対照的に「I」だらけです笑。何を言うにもいちいち、僕は、僕は、って言ってる感じ。これは結構やっかいで、誰が主語なのかちゃんと意識しなくちゃいけなくなるので、誰のこと言ってるのかは解釈次第だよ、みたいなのが通用しません。僕?君?それともみんな?はっきりさせないといけない。

ただ、日本語でいう「僕は」のような特別なニュアンスは英語にはないように思えるので、特に気にすることなく、とにかく、僕は、僕は、って言うことに慣れるしかないですかね。

 

 

気づき2:日本語のもったいぶり感、英語のあっさり感

 今度は言葉の説明の仕方にフォーカスして見てください。例えば、この部分。

 

手に入れたものと引き換えにして

切り捨てたいくつもの輝き

 

2フレーズ使ってますが、この部分で言ってるのは「輝き」の説明です。

どんな輝きか、その説明。日本語は説明がめっちゃ長いです。そしてその説明対象が一番最後にやっと登場するのでもったいぶり感があります。

 

一方で英語verがどうなっているかと言うと、長すぎて説明不能なため文を分けてます笑

 

I’ve gained things in life but on the other hand

I also gave up many beautiful things

 

「何かを手にする一方で、多くの美しいものを手放してきた」

と言った感じでしょうかね。ちなみにこうすると「輝き」にあたる「beautiful things」が文の最後にくるので、歌うときも日本語歌詞と合いやすくなってます。

 

ちなみに、文を分けてない部分があって、こうなってます。

 

決して捕まえることの出来ない

花火のようなだとしたって

Although this light is something I cannot grasp

just like the fireworks in the sky baby

 

「光」と「light」の場所の違いに注目してください。日本語は一番最後、英語はかなり前に来てます。英語では最初に「光」と言ってしまって、その後「捕まえられない」「花火見たいな」と説明が続きます。これ以外にも、至るところでこの逆転現象が見られます。

 

気づき3:英語っぽさの正体

これは、まだほんとに気づきレベルというか、そんなのかなーと思ってる内容になります。それは、英語っぽさを生んでるのは「音」と「やたらと一息でいく」ではないか?ということ。

 

「音」・・・この人はブレス(息の量)がとても強いのもありますが、カタカナでいうと、「ス」「ツ」「ク」とかの音が耳に刺さるんですよね。カチッとした音というか。発音だとよく、LとRとかTHとかが重要視されますけど、それより目立つ音なんですよね。で、日本語を聞いてみると、刺さる音がほぼない(サ行だけ)。全ての音を均等に発音してる感じ。英語だともっと強弱があって、かける時間も違う気がします。

あと、それ以外にも、heart,ever,とかが聴いててとても英語ぽい。ここが歌えると英語うまい人ぽく感じる。

 

「やたら一息でいく」・・・なんか、リズムと単語がピッタリとはまってないのは無理やり翻訳してるからだと思うんですが、それにしても、日本語の切れ目と違う気がする。なんというか、切れ目なくヌルヌル喋る感じ? で、息継ぎが難しい。なので早く喋り切りたい。そう考えた時に、自然と単語と単語を繋げて読みたくなる。そうしないと息とリズムが合わず脱線してしまう感じ。あと、リズム取る時に、単語の途中で切ってる場合もあるし、表拍だけじゃなくて裏拍でとってる時もあるかな。

 

結論としては、英語らしい音を強めに出して他は弱く、なるべく一息でヌルヌルと喋って、リズムは単語の切れ目でなく、単語の途中でとったり、裏拍でとったりすると、英語ぽくなる気がします。