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そのアドバイスは本当に人の為になりますか?

 

人は練習をすることで

色んなことができるようになる。

子供の頃ってのはそういう意味で

毎日が練習の連続だったってことを、

大人はすっかり忘れていたりする。

 

例えば自転車、

例えば鉄棒の逆上がり。

大人なら誰でもできることだけど

当人にとっては大きなチャレンジだ。

 

僕はわりと器用な子供だったので

どちらも早いタイミングで

できるようになったと思うけども、

中には何度やってもできなくて、

いじけちゃう奴だっていたはずで。

 

そういうとき

周りも頑張って応援するんだけれども

これがなかなかうまく行かなかったりする。

 

逆上がりってのは不思議なもので

何回やっても出来なかったのに

一度コツを掴んでしまうとパッとできたりする。

 

自分でも何が原因だったのかよくわからなくて、

とにかく「ここでぐっ!と蹴るんだ」とか、

「勢いつけてガッ!と行くんだ」とか、

みんないろんな風に好き勝手アドバイスするものの、

聞いてる方はサッパリ分からなかったりする。

 

出来るようになった人にはわかるけど、

できない人にはサッパリ分からない。

 

こういうことは大人になってからもよくあることで。

きっと英語もそういうものなんじゃないかなあ。

だからアドバイスてのは難しい。

 

 

子供の頃、鉄棒ができない彼に

僕らができたことといえば、

 

「絶対できるぞ!」て側で応援すること。

 

そして、

 

彼の気持ちが鉄棒から遠ざかってしまわないように、

邪魔をし過ぎないってこと。

 

この二つだけだったかな。

 

 

ネットに溢れかえっているアドバイスの数々。

「取捨選択するのは受け手次第だ」

そう言っちゃえばそうなのかもしれないが

 

アドバイスする方も

考えなきゃいけないことはあるだろうに、

そう思ったという話。

 

 

 

 

 

【英語耳という錯覚に騙されるな】勉強するほど英語ができなくなるぞ

 

昔じいちゃんがよく言っていたこと。

 

「英語でいま何時?ってなんて言うかしっとるか?」

 

「ほったいもいじるな、ていうんやぞ」

 

 

このとき私は、そもそも「what time is it now?」という英語を知らなかった。

 

本当にそう言うんだなーと思った訳です。

 

 

 

それから何年もたったころ。

ふとネットで目にしたやりとりがあった。

 

「英語の聞き取りができません!何回聞いてもそう聞こえません!」

 

「そりゃあ発音できない音は聞き取れないからだよ。まずは発音勉強しなきゃ!英語耳て本買いな!」

 

 

「そうなんだー、英語耳かわなきゃだー」

影響を受けて本を買ったのをよく覚えている。

 

思えばこの時すでに、じいちゃんの言葉はすっかり忘れ去られていたのだと思う。

 

「ほったいもいじるな」なはずがない、、、

「わっと たいむ いず いっと なう」と聞こえるはずだ、、、と

 

そうして勉強すればするほどに、英語が聞き取れなくなっていく。英語が嫌いになったのをよく覚えている。

 

 

私は思う。こんなことなら、私は文字など知らなければよかったと。「what time is it now?」なんて文字は知らない。「ほったいもいじるな」で「今何時?」私はそれだけでよかったのだと思う。。。

 

 

文字と音は違う。

なんてことはない、

たったそれだけのこと。

 

そんな簡単なことなのに

気づいたのは結構最近のことだ。

 

楽譜に並んだ音符と

好きなアーティストの歌声は違う。

だれも耳がおかしくなったなんて感じない。

 

なのに英語だとそう感じてしまう。。。

これが英語業界が作り上げた錯覚の正体なのだろう。

 

 

たしかに発音の知識は必要だ。

練習する意味もあるだろう。

でもそれは後でもいいはずじゃないか。

 

「ふぁすとぼー」でいい、

「あろろぶ」でいい、

そして「ほったいもいじるな」でいい。

それが本当の英語なんだから。

 

何度でもいう、

あなたの耳はおかしくない。

ちゃんと音を聞き取れている。

だから騙されずに練習を続けてほしい。

 

あなたの耳が感じ取った英語を

まずは信じてあげてほしい。

 

英語の本質が「歌のレッスン」だと気づいたら勝ち

 

これから英語を始める人にたった一つだけアドバイスができるとしたら。こう言いたい。

 

「英語ってさー、つまるところ『歌う』ってことなんだよねー。だからさ、はじめは歌の練習だと思ってやってみー。」

 

「意味とかわかんなくていいから。お手本聞いてそれを真似する練習を、テキストを楽譜だと思ってさ。」

 

「そしたらたぶん、半年くらいでとりあえず外人みたいな発音で喋れるようになるから。喋れたらめっちゃ気持ちいいぜー。そんでもって英語が好きになるから。」

 

「好きだともっと練習するようになるんだよ。で、気づいたら英語が日常になってる。そしたらもう『英語の勉強しなきゃ!』なんて言わなくなってるだろうね」

 

 

ちなみに、「accent (アクセント)」という言葉の語源知ってますか?

 

そう「歌」です。